私が生まれた１９６５年以前より食品に添加物が使用されるようになりました。それにより安い価格で食べ物を購入できるようになりましが、添加物を過剰に摂取することによって、人体への害、味覚、嗅覚の減退がひどくなる傾向があります。添加物の味が自然の味のように感じる世代が広がり、本来の味を取り戻せなくなります。
このことがとても気になりだしてから全ての食べ物に対し添加物の有無を確認するようになりました。
悲しいことに今の社会は無添加を見つける方が困難で且つ、無添加商品の値段が高い時代です。昔は無添加が当たり前の時代だったに違いありません。
タイムスリップはできませんが少しでも多くのお客様に古き良き時代の食に対する考えを思い出していただければと願っています。

一冊の本が、きっかけでした。
「みんな大好き　食品添加物　食品の裏側　阿部　司」
２０代の若かりし頃には新製品のカップラーメンが発売されるたびに買って食べていた時期があります。
食べてはみるものの何からできた食品なのか全くの無知でした。
この本によって、添加物は体に良くないということを知り成分をしらべるようにもなりました。
自分で材料を確かめて作れるほど、この上ない喜びはありません。